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こころの病気に関する治療・ご相談

精神科急性期治療病棟(サクラ)【入院治療について】

病棟の名称の由来

サクラ病棟は「精神科急性期治療病棟」です。早期退院に向けて集中した医療のご提供を行っています。短期集中の医療と、短期間のサクラの花を重ねてサクラ病棟と名付けました。患者様が短期間で退院され、春爛漫、華やかな桜の花を咲かせられるようにお手伝いさせていただいております。

サクラ病棟

サクラ病棟は精神症状の急性期に集中的な治療を行うことにより、3ヶ月以内での退院を目指す短期集中治療病棟です。

精神科の急性期には、興奮、混乱、混迷、拒絶といった症状がみられ、かつては、このような症状を呈した患者様は、ただ刺激を少なくし鎮静を待つ治療を受けてきました。その結果、患者様の自尊心を奪い、快方に向けての希望をも奪ってしまうことが多く、入院期間の長期化を招いていました。

また、再入院する割合も高く、入院治療により改善しても、退院後に治療が中断し再燃するケースを多く見てきました。精神科看護に携わった初期の私の考えは、再入院しても、また安心して治療を受けられる環境をご提供できればそれで良いと、そんな視野の狭い考えでした。

しかし、経験を重ねていくにつれ、絶望的な無力感に襲われました。なぜ入退院を繰り返してしまうのか?それは患者様やそのご家族様だけでなく、私たち医療側にも原因があるのではないかと思うようになりました。

患者様とご家族様は医療側に身をゆだねている、受け身の形であり、医療側も各職種が与えられた各々の役割をこなすだけであり、結果それぞれがバラバラで足並みが揃わないことが原因であると考えました。だとしたら、どうすればよいか?

今まで患者様を輪で囲むように各職種がサービスをご提供してきましたが、病気を輪で囲むように患者様も輪の中に加え、患者様自身も客観的に病気と向き合える環境が必要なのではないかと。そして、医療側も職種間で充分なコミュニケーションをとる必要があると。

サクラ病棟では患者様の積極的な治療参加意欲を高めるため、様々なプログラムを多職種連携して展開しています。実際にそのようなサービスを受けたい方、携わりたい方など、一度見学にいらしてください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。

概要

平成16年9月1日より、「精神科急性期治療病棟」の運用を開始しています。「早期の退院は、入院初期に集中的・効果的な治療を受けたかどうかによって、大きく左右される」と言われています。「精神科急性期治療病棟」は、精神症状の急性期に集中的な治療を行い、早期の退院、社会復帰を可能にするため、平成10年の診療報酬改定の際に新しく設けられた病棟です。病棟の要件として、一般の病棟に比べて手厚い人員配置が求められています。それに加えて、当該病棟の4割以上が新規患者様であること、新規患者様の4割が3ヶ月以内に社会復帰されること、などの入院治療の結果(アウトカム)についての基準が設けられていることが特徴です。

当院では平成16年5月より施行期間として運用し、精神保健指定医、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、薬剤師、管理栄養士らが協力し合い、クリニカルパスに基づいて重点的なチーム医療を行った結果、5〜8月の4ヶ月間、上記の基準を満たしたことから、同年9月より正式に認められたものです。

今後も、患者様が安心して治療に専念していただける療養環境に留意し、質の高い治療、看護をご提供し、早期の退院、社会復帰を目指して参ります。当病棟についてご質問、ご不明な点などございましたら、地域医療連携室まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。

院長 安部秀三

病棟責任者からのあいさつ

サクラ病棟では、様々な精神疾患により精神症状が悪化した患者様へ多職種からなるチーム医療を集中的に展開し、3ヶ月以内の早期退院・社会復帰を目指しています。

チーム医療の内容としては、主治医を交えた多職種にてカンファレンスを行い、患者様の個別性に応じた治療を行っています。また、多職種で連携を図り、入院初期から退院準備期にかけて患者様の治療経過に合わせた集団精神療法を行っています。

今後は、チーム医療の質を高め、よりチーム一丸となって患者様と関わり、地域の精神科救急医療の一翼を担い、地域に貢献できる病棟となれるよう頑張っていきたいと思います。

病棟長 河井